ダイエットは、摂取カロリーに対して消費カロリーを少なくするだけでなく、グリセミックインデックス(以下GI値と表記しますね)も大きく関わること、ご存知ですか?
GI値とは、ブドウ糖を100として【血糖値の上昇速度を表す数字】のことです。
例えば、GI値95とGI値50では、GI値95の食品の方が血糖値が急激に上がり、GI値50の食品は緩やかに血糖値が上がります。
このGI値とダイエットがどう関わるかと言うと、【同じカロリーでも高GIの食べ物の方が、太りやすく痩せにくい】ということなんです。
高GIの食べ物は、血糖値が急激に上がった分、血糖をコントロールしようと、すい臓からインスリンというホルモンを分泌させます。
インスリンは、血糖値を下げるために分泌されるわけですが、下げた血糖を体脂肪として蓄積させてしまう作用があります。
逆に同じカロリーでも、低GIの食べものだと、インスリンの分泌量を抑えることができ、体脂肪の変換作用が小さくなります。
ちなみに、食パンやフランスパンのGI値は95、精白米が88、うどんは85、精白米でもお粥にするとGI値は57になります。
玄米やライ麦パンやオートミールは55、そばは54、全粒粉パンやパスタは50です。
同じパン、同じカロリーでも食パンやフランスパンよりもライ麦パンのほうが、太りにくく痩せやすいということですね。
ダイエッターは、このGI値を意識してみてくださいね。
女性専用のダイエットパーソナルジムソリストレーナー NOZOMI